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みなさんの見た今宵の満月は?

みなさんこんにちは。
というよりこんばんはでしょうか。

今日は中秋の名月です。
今年は8年ぶりに「中秋の名月」と「満月」が同じ日になるようです。
オリンピック開催の2倍ですね。

そしてこの9月の月は「Harvest moon(ハーヴェスト・ムーン)」というようで、
直訳は「収穫月」となります。
満月がこうこうと明るいので、夜中に収穫ができて農家さんが助かるというところから
この呼び名になったとする説もあるようです。

収穫といえば、我が故郷国東市の豊後高田では、「田染荘」というの収穫祭があります。
私が暮らしていた頃にはまだそんな収穫祭はなかったのですが、平成12年から開催されているようです。

この田染荘とは「田染荘小崎の農村景観」として、平成12年に景観の国宝といわれる国の重要文化的景観に指定され、
平成25年には、国東半島・宇佐エリアが「世界農業遺産」に認定される大きな決め手になる場所として、今なお、地域の方々に大切に守り継がれているお祭りになります。

私の出身でもある「たか高」の生徒も祭りを盛り上げるべく、蕎麦打ちなどして一緒に楽しんでいるみたいですね。

下記の中にひょっとして友人がいるかと思ってつい探してしまいました(^ ^)
写真は、大豊後高田市のホームページより、使用は無料で申請不要で問題ないようですのでちょっとお借りします。

コロナウイルスが落ち着いたら、久しぶりに我が故郷に帰りたいものです。

そんな満月の今日は、私ごとで申し訳ないですが、
私の誕生日でもあります。

いくつになったかはさておき、今、昨年を振り返って見ると色々と変化のあった年だったかと思います。
コロナウイルスの影響で、計画もだいぶ変更せざるを得ませんでした。
でも、ポジティブに考えると、少しづつですが一歩一歩、前へと進んでいる実感があります。

時にはなかなか判断を迷うこともありました。
大分の国東半島から千葉に来て55年。
そして自分の会社を先導し続けて35年。

まだまだやりたいことだらけ。

若い頃よりも、今の方が数倍仕事を楽しめています。
もちろん、若い時よりも今の方が責任も大きく、
日々プレッシャーを感じております。
それなのに、今の方が仕事が楽しいのはなぜでしょう。

今は結果が出る出ないだけではなく、
仕事で出会う方1人1人と変な駆け引きをしなくて済むような
ご縁が多いからかと思っています。

若い頃は色々な方が近寄ってきてましたが、
もちろん、それを判断する力もなく、ただひたすら受け入れ
苦労することもありました。
その時、あったのは若さと元気だけでしょうか(^ ^)

今は若さこそは以前と比べれば衰えているかもしれませんが、
元気に関しては若い頃には引けを取らないくらい、パワーに満ち溢れています。

そのパワーを大好きなカラオケには注ぐことができない状況が続いてますが、
これも運命、今は今なりに色々と楽しめていると思います。

今は人生100年時代です。

まだまだ、若者には世話になるつもりもないし、
まだまだ、負けるつもりもありません。

ただ、今の私の立場が若者の成長の邪魔になってはいけません。
今の若者は褒めて育てろと言います。

それも人それぞれかと思いますが、
私が育ってきた時代や環境と違うのは確かです。

インターネットやSNS、一見便利にはなっているものの、
次から次へと変化が激しく、乗り遅れないように常に勉強が必要な大変な環境です。
便利という言葉は、すぐそこに常にリスクが伴うもの。
そんな今を生きる若者は何かと大変かと思います。

かつての日本海軍の名将・山本五十六が残した「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
仕事においても、活用できる言葉かと思っております。

この名言にはさらに続きがあります。
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」と続いているのです。

この言葉の中に、業務を遂行する上で必要とされるコミュニケーションの大切さ
同時に、部下に仕事を任せるマネジメント力が社員1人1人の成長を促すという意味が込められていると思っています。

今後も会社が継続する上で「良い人材の育成」は必要不可欠です。
「良い」という判断基準は難しいですが、それを明確にすることも、これからの私のさらなる使命、役割だと思っております。

その他、仕事もプライベートもまだまだやりたいことがたくさん。

その1つ1つをしっかり楽しみながら、新たな目標に向かって頑張りたいと思います。
そんな今の私の気持ちがこんな今宵の名月(下記写真)でしょうか。

この僅かな希望の光がやがて、どんなに輝くのか楽しみで仕方ありません。
一気に輝いてしまったら、きっと目標を見失ってしまいそうなので、
私にはこのぐらいの輝きがちょうどいい。

みなさんは、どんな満月を見ながら秋の夜長を楽しまれたでしょうか?

みのり開発 会長 木村

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