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松戸市の空き家対策について

みなさんこんにちは、木村です。

前回の空き家関連について、ここ松戸エリアで雨の予報がなく、当分の間、空気が乾燥している気候が続いておりますので注意喚起として。

松戸市のホームページに掲載されている注意喚起をそのまま引用させていただきます。

空家等の適正な管理は所有者等(管理者)の責任です。

空家等を管理不全な状態で放置した結果、家屋の倒壊・飛散等によって、他者に被害を与えた場合には、空家等の所有者(相続人を含む)が責任を問われるケースがあります。
 空家等の所有者等(管理者)の皆さまは、定期的に様子を確認し、建物等が倒壊・損壊している場合には修繕・解体・撤去などの対応をお願いします。
 また、夏期には樹木等の伐採や除草、害虫駆除等を行うなど近隣に迷惑が及ぶことのないよう、空家等の適正管理にご理解とご協力をお願いします。

空き家に関するリーフレット

迷惑空き家になる前に備えましょう。

家が空き家になる事情やタイミングは様々です。
大事な資産を迷惑空き家にする前に、検討しましょう。

  1. きちんと管理しよう
  2. 賃貸・売却・住み替え等の検討をしよう
  3. 家族が困らないよう今から決めておこう
  4. まずは相談してみよう

詳細はリーフレットをご覧ください。

住まいの終活に関するリーフレット

 

以上が松戸市役所のHPに掲載されている空き家に関する内容になります。
4年前に更新されてから、ずっと更新がないような状況ですので、ここ松戸市の空き家対策は進んでいるのでしょうか?

そこで、令和4年4月に作成された「松戸市空家等対策計画」を見ると下記のように記されております。
市の役割として、所有者等や地域、事業者等が適切に空家等の対策が実施出来るよう、管理や利活用に関する情報提供をはじめ必要な支援、制度の強化を行います。
その結果として、「松戸市老朽空家等除却費用補助金」の3戸限定というのもその一つなのでしょう。
なかなか空き家対策が全国で進まない典型的な例かもしれませんが、実際に、役所単体だけでは難しい問題であるのも間違いありません。

そこで、松戸市で公開している上記の計画書の中には、「地域の役割」として、「良好な地域環境を維持するとともに、地域コミュニティ内の連携を強化するなど、空家等の発生・放置が起こらないよう、地域住民間の良好な関係を築くことが求められます。また、地域内の空家等の情報提供や空家等の適正管理や利活用にあたって、市や所有者等と連携して取り組むことが必要」と記されており、さらに地域の「事業者等の役割」として、「空家等の対策はその管理だけでなく、市場への流通や法規制、地域環境や地域コミュニティなどに関して様々な課題が伴うことから、専門的かつ幅広い分野での情報収集が必要となります。そのため、事業者等はその専門的な知識や技術をもって、市や所有者等が行う空家等の対策に対し、情報提供や技術的な支援等を行うなど対策の実施に積極的に協力することが求められます。また、事業者自らが管理する住宅等についても、管理不全にならぬよう適切な管理を行うとともに、空家化した場合は、早急な解消に努めることが求められます。」とされております。

このような役所の計画にも書かれているとおり、官民一緒になって地域の空き家対策を講じていかないと、ますます高齢化が進む中、みなさんの生活リスクだけがどんどん大きくなっていきます。
そこで我々事業者としても空き家対策としてできることを、我々の使命として協力していけたらと考えております。

みなさんの中で、空き家を所有していてどうしたらいいかお悩みのある方は、まずはお気軽に弊社までご相談ください。

木村でした。

 

 

 

 

 

 

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