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既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業

みなさんこんにちは、木村です。

今回は、賃貸住宅のオーナー様に関する、「既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業」についてご案内させて頂きます。

この事業は、既存賃貸集合住宅における賃貸オーナー等によるエコジョーズ等の取替を促進する取り組みに係る設備の導入に要する経費の一部を補助する事業です。


下記は、資源エネルギー庁のサイトから引用させて頂きます。

【対象となる給湯器の基本要件】

<対象機種は原則※以下のとおりとする。 なお、対象となる型番については後日公表する。>
 ※一部例外を設定する場合がある。

① 給湯単能機(エコジョーズ)の場合 モード熱効率が90%以上のもの  
② ふろ給湯器(エコジョーズ)の場合 モード熱効率が90%以上のもの  
③ 給湯暖房機(エコジョーズ)の場合 給湯部熱効率が95%以上のもの  
④ 油焚き温水ボイラー(エコフィール)の場合 連続給湯効率が95%以上のもの
⑤ 石油給湯機(直圧式)(エコフィール)の場合 モード熱効率が91%以上のもの
⑥ 石油給湯機(貯湯式)(エコフィール)の場合 モード熱効率が80%以上のもの  

※いずれの機器も、メーカーにより事前に登録されたものが補助対象となる予定。  
対象機器の詳細は今後開設される事務局や本HPにて公表予定。

【補助額】
● 追い焚き機能なしエコジョーズ/エコフィールへの取替:5万円/台
● 追い焚き機能ありエコジョーズ/エコフィールへの取替:7万円/台

この事業は、設置スペース等の都合から、ヒートポンプ給湯機等の導入が難しい既存賃貸集合住宅向けに、小型の省エネ型給湯器 (エコジョーズ等)の導入を促進することにより、第6次エネルギー基本計画における家庭部門の計画省エネ量の達成に向けた取 組を加速させるとともに、エネルギーコストの上昇に強い社会の構築につなげることを目的としています。

令和5年度の補正予算案は、185億円です。

先日のサッシ交換の補助金のように途中で追加の予算が割り当てられるのか?
いずれにせよ、そろそろ賃貸アパートの給湯器が古くて気になっていたオーナー様はこのような補助金をうまく活用して、賃貸事業を行なっていくのも、一つの方法かと思います。

以前あった「給湯省エネ事業」のようにエコキュートやエネファームなどの比較的大型の給湯器の設置への補助でしたので、戸建や大規模なマンションなどは良かったですが、設置面積の限られる賃貸アパート等では活用しづらいものでした。
でも、今回の既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業では、エコジョーズ・エコフィールという小型の給湯器が対象となっていますので、小規模な賃貸アパートでも活用しやすくなって良かったと思います。

詳しくはこちらの資源エネルギー庁のサイトなどでご確認ください。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/kyutokidonyu/chintaisyugo2023.html

今後も、オーナー様に向けた情報なども発信して参りますので、
賃貸管理でお悩みのある方は、お気軽に弊社スタッフまでご相談ください。

木村でした。

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