2021年のご挨拶
みなさんこんにちは。
本日、12月27日（月）が弊社の最終営業日になります。
気がづけば２０２１年も今週で終わり。
コロナ禍が想像以上に長引き、なかなかしんどい年でしたが、
そんな中でも、社長職から会長職へと変わった年でもあります。
普段気軽にお会いできたお客様となかなかお会いすることができず、
本当に今、お客様のお役に立てているのか不安な日々も続きました。
今までのやり方と変えなくてはいけない。
そんな焦りも確かにあったかもしれません。
でも、それぞれの立場で、全て変えるのはなく、どうしたらうまくいくのか
試行錯誤する時間が、時に人の成長へと結びついてくるのだと思っています。
「随所に主となれば立処皆真なり」
臨済禅師が修行者を前に言った言葉になります。
自分の置かれた境遇や立場のおいて、常に精一杯の努力をする。
その場においては自分自身が主人公になって取り込むこと。
そのような気持ちで物事に臨めば、全ての人が真実に出会うことができ、
そこに無上の喜びを見出すことができる。
この言葉にはそんな意味があります。
私たちは、つらいことや、つらい仕事があればつい人のせいにしたくなります。
「自分にはこんな仕事しかやらせてくれない」
「こんな仕事は、私の仕事ではない」
ましてはこのコロナ禍では、ふと「コロナのせいだから。。」
そんな気持ちでいると、仕事で喜びを見つけるのは難しいでしょう。
でも、今、目の前のことを一生懸命楽しんで仕事をしている人は、
それが次の良縁につながります。
実際に、楽しいことの多くは、今目の前のことがきっかけとなっているはずです。
今与えられている場所、今与えられている役割、今日これから出会う人など、
いつどこで何がきっかけになるかわかりません。
でも、常に楽しんでいる気持ちがないと、きっかけに気づかないことが多い。
間違えてはいけないのは、「楽しむ＝楽をすること」ではないことです。
同じ文字ですが、受け取り方を間違えると意味が変わってきます。
何か手を抜いて楽することでは、良縁はよってきません。
楽しみ方は、人それぞれかもしれません。
それに先のことが不安で目先のことが楽しめない。
そんな方も中にはいらっしゃるかもしれません。
実際にこの私も、そんな気持ちになる時もあります。
でも、気付けば周りのスタッフや知人、友人、時には家族やお客様に助けられいつの間にか、
不安な気持ちがなくなります。
仕事を楽しむということにおいて、時には知らない間に人に支えられていることも
忘れずに感謝が必要です。
だから常に「仕事を楽しもう」という気持ちを持つことがとても大事。
今、また新たなコロナウイルスが蔓延するかもしれない状況ですが、
同時に市場は少しづつ動き始めています。
2022年がどのような年になろうとも、
常に、「仕事を楽しむ」という気持ちを忘れずに、
今の目の前のことに感謝して、精一杯できることをやっていこうと思っております。
2021年の業務は本日で終了いたします。
2021年も弊社みのり開発をご愛顧頂き、
ありがとうございました。
2022年はさらに、みなさまへのサービス向上に邁進し、
1人でも多くのお客様に、みのり開発に相談してよかったと思って頂けるように
努力していく所存でございます。
本日の業務はまだ残っておりますが、
取り急ぎ年末のご挨拶とさせていただきます。
それでは、良いお年をお過ごしください。
みのり開発株式会社 代表取締役会長 木村 芳廣